ご挨拶/GREETING
良師益友の関係を目指して

21世紀はアジアの時代だと言われています。その中でも日本と中国はこの地域を代表する二つの大国として、また隣国同士として21世紀のアジア及び世界の平和と繁栄のためにお互いに手を携えていかなければなりません。

中国はこの十数年の経済成長によって、世界中から注目されている最大の市場になってきました。日本企業も中国を生産基地から商品販売のマーケットに戦略変更しています。これからは、日本企業の中国ビジネスの最大テーマがいかに価格競争から脱出して価値創造にチャレンジして行くことではないかと思います。価値創造で勝負するには中国の市場発展段階(社会主義市場経済)消費者の消費慣習、価値観、審美感覚及び競争相手の動きなどに対して、その洞察力の深さ、視野の広さターゲット消費層分析の精確さ及び行動の早さについて今までより格段厳しく要求されてきています。まさしくゴルフのようにワンパット、1ミリの差で勝負がつきます。

私はこの十数年間、日本のメーカー、流通、広告代理店などの中国ビジネスのことを通り一遍経験してきました。長い時間をかけて蓄積された中国ビジネスのノウハウをこれからは中国の市場を大事にする、中国人社員を日本人社員同様に大切にする、現地化をめざして、一打の差で競争相手をリードしようという日本企業のために貢献する気持ちを持ち続け、一所懸命頑張って行くつもりでございます。またこういう企業の皆様とは、中国ビジネスの喜怒哀楽をともにして汗と時間を持ってお互いに中国ビジネスのパートナーとして信頼しあう"良師益友"になることを人生の生きがいだと考えております。

代表取締役 黄 楓